私たち ぞうさんプロジェクト では、子どもたちに笑ってもらえる絵本の創作を目指しています。
もちろんおもしろさの中に社会性や道徳感を含めた愛や
優しさ・思いやり、勇気や冒険心などを散りばめることは忘れていません。
絵本に触れた時は分からなくとも、必ず深層心理の中には刻み込まれ
本が好きになり、世界を担う感情豊かな子どもに成長してくれる、
無限の可能性を育んでもらえると信じています。
私は文学者ではありませんが、子育ての中で私がお話しをして、子どもたちが喜んでくれるという経験をしました。
その経験を活かすことができればと思い、童話を書きはじめました。
しかし家族からおもしろくないと言われ挫折していました。
いつの間にか道徳心や教訓が中心のお話しになっていたようです。
その後肩の力が抜けたのか、孫たちへはおもしろさを前面にしたお話しをしたところ、
とても喜んでくれて、たくさん笑ってくれることに気がつきました。
これが今のお話し創作の原点になっています。
デジタル絵本ではなく紙の絵本にする理由は、紙の質感と次のページを開けたいと思うドキドキ感、
そして見た瞬間の感動を大切にしたいと考えているからです。
特にストーリー性のあるものは物語を把握しやすい紙の絵本が良いとも言われています。
今後はデジタル絵本も含めて、みなさんのご意見やご感想を織り込みながら、
ライフワークとして創作を続けていきたいと思っています。
とつげき天球おたすけ団① おにが島
原 作 ・ 文 : 楠 田 正 博
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絵 : 田 中 悟 ( f u n t a m )
価格 : 定価 1,800円(税込)
判型 : 変形サイズ(縦257×横208)
ウィズコロナの新しい暮らしの中で、スマホやタブレット、ゲームに時間を奪われすぎていませんか?
“紙”の絵本をめくるとき、そこには、ゆっくり贅沢な時間が流れています。
絵本は、デジタルとは少し違った方法で私たちを広い世界に連れ出してくれます。