キャラクター紹介『おにが島の「黒おに」①』

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おにが島にすむ「黒おに」

「とつげき!天球おたすけ団【Ⅰ】おにが島」のお話は、桃太郎が帰った後という設定ですので、「赤おに」にいじめられるキャラクターとして、「黒おに」に登場してもらいました。

「黒おに」は仏教では、おにの序列5位で、疑心暗鬼の象徴とされています。おにが島では、一番上手に料理を作ることができるのですが、「赤おに」に殴られて、傷ついたおにとして登場します。

「黒おに」は、「赤おに」からみんなが盗んできたり、取ってきたり、つくった物を使って、うまい料理をつくるようにと命令されます。「黒おに」は、「赤おに」から、ちょっと気に入らないと「まずい!」と言われて、殴られてしまうのです。

「黒おに」は元々身体が弱いため、殴られた後は痛くて痛くて、寝込んでしまうのです。

「黒おに」は角が2本ありますので、本来強いのかも知れませんが、元々身体が弱かったので。弱いおにとして暮らしています。

そんなおにたちが、天球おたすけ団と協力して、みんなが楽しく暮らせるおにが島を取り戻すことができるのでしょうか?

絵画作家に、「黒おに」を描いてもらいました。身体が弱いことを感じさせながらも、ロングヘア―で少し整ったかっこいい姿で描かれています。存在感が薄いことを補っているようです。

「黒おに」は、身体が弱く存在感が薄いかも知れません。それでも「節分」の豆まきの時には、暗闇に溶け込んで見えにくいでしょうが、「黒おに」の顔が頭に浮かぶと、「おには~外!」と言えなくなります。これからも「黒おに」が私の心の中に長く生き続けてくれるものと思います。

少しかっこいい「黒おに」の面