キャラクター紹介『天球おたすけ団隊員「もん」①』

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天球おたすけ団隊員「もん」

「とつげき!天球おたすけ団【Ⅰ】おにが島」のお話は、桃太郎が帰った後という設定ですので、天太郎君や球希ちゃんを助けるキャラクターとして、「もん」を天球おたすけ団隊員としました。

犬の「こま」と鳥の「えん」とくれば、昔話に敬意を表して、次はやっぱり猿でしょう。今回は猿の「もん」についてお話します。

犬の「こま」はチワワで、私が愛犬家であったからでした。鳥の「えん」はアオサギで、私が一番好きな鳥だからでした。それでは猿の「もん」なぜリスザルだったのでしょうか?

普通はニホンザルと考えるべきでしょうが、私が最初に考えたのは黒猿でした。黒猿は「笑いながら自撮している写真」が有名で、その黒猿の笑顔が私は好きだったからです。それでも気持ち悪いという方もいて、大きくて凶暴な面もあったので、黒猿はあきらめました。

私には黒猿以外にこだわりはなかったので、キャラクター選定の条件として、一目見て猿と分かる猿の仲間で、その中でも最小の猿をイメージしたのでした。例えば「アイアイ」のように小さくて可愛いけれど猿かどうか一目では分からないものは除きました。

そしてキャラクターに選んだ猿は、リスザルでした。小さくて可愛かったからです。

そして絵画作家に、リスザルと伝えて描いてもらいましたが、描いてもらったリスザルはイメージにピッタリで、一目で気に入りました。

物語の中では、小さな「もん」も思いがけない活躍をすることになります。なかなか飼えないサルの仲間ですが、子どもたちにもサルに愛着を持って欲しいと思いますし、これからも「もん」が私の心の中に長く生き続けてくれるものと思います。

「もん」のモデルリスザル
「もん」のモデルにならなかった黒猿