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「とつげき!天球おたすけ団【Ⅰ】おにが島」のお話は、桃太郎が帰った後という設定ですので、天太郎君や球希ちゃんを助けるキャラクターとして、「えん」を天球おたすけ団隊員としました。
鳥をキャラクターにした理由は、もちろん昔話に敬意を表するためでもあるのですが、私が一番好きな鳥がアオサギであることが大きな理由です。
「こま」犬と「えん」鳥とくれば、次はやっぱり猿でしょうが、猿の「もん」については別のキャラクター紹介でお話しします。
ただアオサギが余り良く知られた鳥ではないため、関係者からはなぜまたアオサギなのかと言う意見も聞かれました。
答えは簡単で、私が今一番好きな鳥だからです。
私はこれまで色々な鳥を飼ってきましたが、その鳥とは、文鳥、セキセイインコ、ハトなどです。どれも好きでしたが、アオサギは飼ったことはありません。
アオサギは、私が「絵本の散歩道」と名付けた川沿いの散歩道で、出会うことができます。大変ユニークで可愛い鳥です。ただ「〇〇サギ」という名前がイメージを悪くしている可能性もあります。
今、散歩の楽しみの大半はアオサギと会うことですが、だからと言って挨拶することもなければ、見かけても私を無視するか、飛んで逃げてしまいます。
そして絵画作家に、アオサギと伝えて描いてもらいましたが、最初のアオサギはとてもかわいく描かれていました。それはまるで、空想の鳳凰の子どもみたいでした。
私は、このままでも良いかと一瞬思いましたが、現実的なアオサギに描き替えてもらいました。描き替えてもらったアオサギの「えん」を見て、現実的でとてもかわいく、やっぱり描き替えてもらって良かったと思いました。
物語の中では、小さな「えん」が思いがけない活躍をすることになりますが、絵本の散歩道で出会った名前もないアオサギやこれから出会うだろうアオサギと共に、これからも私の心の中に長く生き続けてくれるものと思います。